matplotlib のプロットの単純な例

matplotlib を用いて関数をプロットする単純な例.

さらに簡略化された書き方として,pylab を用いて以下のように書くこともできます.”from pylab import *  ” として全てのモジュールを読み込むことで,以下のように pyplot の plot や show, numpy の sin 関数等を名前空間の記述無しで呼び出すことができます.

pyplot と pylab について.
http://matplotlib.org/faq/usage_faq.html#matplotlib-pylab-and-pyplot-how-are-they-related

pylab で全てインポートしてしまうのは, ipython などのインタラクティブな環境では一見便利そうですし,この方法で書いている例などもネット上にたくさんあるのですが,細かい設定を行うときに困ることがあるので,import * は使わない方がよいと思います.この点に関しては以下のような意見がありました(2014.10.29 追記).

http://carreau.github.io/posts/10-No-PyLab-Thanks.ipynb.html

 

図の大きさの変更やサブプロットの利用,figure の変数名を指定する必要がある場合は以下のように明示的に pyplot.figure, figure.add_subplot を書きます.こちらの方が細かい設定ができて使用する機会は多いと思います.

以上どの書き方でも以下の図が表示されます.
figure_1

の部分は, fig, ax = plt.subplots(1,1)  とも書けます.pyplot.subplots は (matplotlib.figure.Figure オブジェクト, matplotlib.axis.Axis オブジェクト(の配列)) という形のタプルを返します.

 

縦軸,横軸のラベルや凡例の表示等を一通り設定した例を下記に示します.

figure_2

ラベル,目盛,凡例のフォントやフォントサイズ等の細かい設定なども可能です.ラベル中で LaTeX 形式の数式の表現もできます.


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